top of page
検索

不動産業界を変える新技術「VR内覧」

更新日:2019年8月2日

 皆さんこんにちは、ブログ生活2日目、絶賛漂流中の鎌田です。右も左もわからずこのブログという大海原に身を任せ、とにかくまずは10記事書くということを目標に毎日情報を発信しようという気持ちで頑張っていきたいと思います。


 さて今日は、僕の担当している業務の内容からSUKIMAに繋がる情報を発信していこうと思います。最近ゲームの業界ではよく耳にするようになってきた「VR」という言葉を皆さんご存知でしょうか?

僕はVRの開発を行っている専門家ではないので、そこまで詳しくは説明できませんが、言葉は聞いたことあるけど実際どういうことかよくわからないという方の為に、簡単に説明をさせてもらうと、

「VR」とは、Vertual Reality(バーチャルリアリティー)の略で「仮想現実」という意味です。

一言で「仮想現実」と言われてもイメージがしずらいと思うので、もう少し補足をさせてもらうと、

実際には何もない部屋に、特定の機器等を装着し、コンピュータによって合成された映像や音響を流すことにより、さもそこに全く別の世界があり、その世界にいるかのような没入感を疑似体験することができる技術のことをVRというそうです。


 弊社は不動産の管理・売買・賃貸をメインの業務にしているのですが、このVRの技術を使い、自分たちの仕事に生かすことはできないかというところから、色々とリサーチをする中で「Matterport」(マターポート)という実際の建物(空間)を読み込み、3Dデータに変換するという特別なカメラを見つけたので導入してみることにしました。







マターポートというカメラはこんな感じです。

カメラ本体にWi-Fiが内蔵されており、ipadを使いカメラのWi-Fiとつなぐことで撮影ができるようになります。最終的に一つの建物を撮影し終えると、データの中をGoogleストリートビューのように自由に動き回り好きな場所を好きなだけ見れるようになるそうです。











撮影風景の動画を撮ってみました。

結構地味ですが、このように60°づつ回転して360°の画像データを作成していくようです。

撮影者はカメラに写らないようにカメラの回転に合わせて移動するか死角になる場所に隠れながら、撮影ボタンを押して撮影をしていくようです。



最初のころに結構あったのが、カメラに写らないようにカメラと一緒に移動しながら撮影をしていくのですが、あとから画像のチェックをしたときに、鏡や窓のガラスに自分が反射して写り込んでしまうことがよくありました。

もうひとつマターポートを使う上で大きな問題があるのですが、それは・・・

なんと説明がすべて英語なんですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン


撮影方法を調べようとYoutubeでも、色々と動画を探してみたのですが、どれも英語の解説ばかりでした。仕方ないので、動画をみながら画面のボタンを押しているのを見て、同じように押してみて、間違ったらやり直すみたいなことを繰り返していくうちに、なんとか自社の物件を一つ撮影することができました。


                   達成感!!(^O^)/



このマターポートはスキャンしたデータにURLを発行ができ、スマートフォンやパソコンからいつでも好きな時にスキャンした建物のデータを見ることができるので、家にいながら物件の内覧をすることが可能です。


実際に建物のデータをスマートフォンで確認した画面がこんな感じです。

かなり画質もきれいで、ズームもできるのでコンセントの位置から収納の位置といった今までであれば、内覧の時にあっ、あそこ見忘れた!!と思ってまた見に行ったり、写真を見たりするのですが、そういう時に限って肝心のところの写真がない!!ということがありますよね~。

そんな時でもマターポートで建物を撮影しておけば、いつでも好きな時に好きなだけ、一人で自由に物件の内覧ができるので安心です。


 最近では住宅を購入したり、借りる際に必要な重要事項説明もSkype等のテレビ電話を利用して遠隔で行うことができる「IT重説」が普及してきているので、マターポートとIT重説を組み合わせれば、自宅にいながら新たな入居先を決めることが可能になったり、弊社のような不動産会社側は、事前にマターポートの撮影データURLを配布して見てもらっておけば、「成約決定率アップ」にも繋がると思うので、営業の社員の方の作業効率も期待できます。

最終的には無人での店舗経営とかもできるかもしれませんね!!!


スキャンデータ https://my.matterport.com/show/?m=5V6HUFs2bPh




閲覧数:186回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page